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ももも。のおスイス暮らし

スコットランドの後

スコットランドの後



ふっひーに会いに行って、二人でスコットランドを周った私は
とてもパワーをもらって帰ってきた。


日本に戻ってからもらったふっひーの手紙には、こう書かれていた。

「ロンドンで再会したときの、ももも。ちゃんの顔は暗かった。
 でもスコットランドで大自然の風に触れ、親切な人々に会って、
 最後には清々しい顔になっていたよ。」


暗かったつもりはなかったんだけど、
やっぱり転職活動の疲れとか考えすぎが出ていたんだなーって思った。



帰ってきた7月からは、心機一転転職活動を再開すると周りに豪語していた私、
でもしなかった。
転職雑誌とらばーゆではなく、手に取ったのは旅行雑誌エービーロードだった。

もっといろいろなものを見たいと思った。

「モンゴルに行って地平線を見る」か「語学短期研修」のどちらかをしようと思った。
結局、やっぱり英語が話せるようになりたい!と思って、後者を取った。

思い立つと速い私、ある留学エージェントに出向き、
8月下旬からの3週間の語学研修を申し込んでしまった。



行き先は、ニュージーランドはオークランド。
そのときの私、ニュージーランドに関して何も知らなかった。
その後、ワーホリで行くことも、ワーホリの後もまた行っちゃうほど、
大好きになるなど知らずに。


なぜ、ニュージーランドにしたのか。
まず、せっかく行くなら自然の多いとこ。
ニュージーランドにはそんなイメージがあったので、第2希望にしておいた。
第1希望はカナダのバンフだった。ロッキー山脈に惹かれたから。
バンフの学校には空きがあったが、カルガリー行きのフライトが厳しかった。
出発は1ヶ月後、待っているのがうっとおしかったので、第2希望にすんなり変えた。

そのエージェントで扱っているのは、オークランドかクライストチャーチの学校だった。
どちらにされます?と聞かれても、全く知識がない。
担当のお姉さんの「帰りの便はオークランドの方が便利ですね、
クライストチャーチだとオークランドで一泊しなきゃいけないかも」
その一言でオークランドに決めた。


両親には事後報告。一応英語に興味があって、大学では英語を専攻した私、
そんな娘が親友のふっひーにロンドンまで会いに行って、影響されて、
自分も留学したいと言い出すのでは、という予感があったらしく、反対もされなかった。
ちょっとびっくりした。


無事申し込みが済んだ後は、日本に戻ってきたふっひーと18きっぷで東北10日間、
貧乏旅をした。
あの夏は異常気象で、東北でも38度とかあって、クーラーのない安宿、
クーラーのないローカル線、つらかった。


あのとき、海外ばっかり目が向いていた二人だったけど、東北の地元の人の温かさ、
日本にもこんなにきれいな所があるんだーと、新発見も多かった。




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